豊田市の演劇文化の向上を目指し、次の演出家の育成と表現力豊かな役者を育成するため、H30度より開講しました。次世代の演出家を目指す「演出コース」と、幅広い知識を学ぶ「役者コース」、R5年度より追加される「演出聴講コース」の3つのコースがあります。演劇を通して多様な価値観を共有し、舞台芸術の楽しさを体感し、将来の豊田の演劇人を育てます。

事業は、３年を１クールと考え内容を精査しています。 

1コースを3年間まで受講できます。

■開催期間

前期（５月～１０月）：座学を中心に、演劇の基礎的なことを学ぶ

後期（１１月～１月）：修了公演にむけた稽古・制作

※２月に修了公演を実施。

■内容

演出コース・演出聴講コースと役者コースに分かれ、それぞれ特化したプログラムを実施。多彩なプログラム構成、実践を重視した内容、専門家による経験を踏まえた講義、自主性を尊重した稽古を修了公演にむけた流れで構成する。

演出・演技・読解・舞台・音響・照明・制作・美術などを講義やワークショップ形式で学ぶ。　　

■定員

演出コース・演出聴講コース：若干名、役者コース：１５名

■募集・締切

市内外から１５歳以上の健康でやる気のある方を募集。

演出コース・演出聴講コースは、演劇経験が必要。

※年度当初に募集し、途中からの受講はありません。

■プログラムディレクター

劇団あおきりみかん主宰　鹿目由紀氏が担当。ファクトリー全体のプログラム構成から、講師の紹介までを担う。

■役者担当

劇団あおきりみかん俳優　カズ祥氏が担当。修了公演のオーディション・稽古より参加し、役者の演技や演出とのやりとりのサポートを行う。

■講師一覧（順不同・敬称略）

鐘下辰男（演出家）、杉山至（青年団）、松井真人（劇団あおきりみかん俳優）、正木隆（音響家）、横井勇士（照明家）他

■修了公演

受講生自らが、演出・役者・制作・裏方を行い、１年の成果を発表する有料公演。演出コース受講生がそれぞれ演出し、役者コースが演じる。

豊田市文化振興財団・豊田市では、とよた演劇ファクトリーの前に、とよた演劇アカデミーを開講していました。役者とスタッフを育成を目指し、10年間アカデミーを実施、その後、役者と演出家の育成を目指し、ファクトリーを開講しました。

こども戯曲ワークショップ　R4